「夢と目標は違う」政治家を目指す彼の目に写るものとは

2021年6月14日
記事

現在、宮崎大学地域資源創成学部1年の圖師健太郎(ずし けんたろう)さん。ガクセイ塾では主に動画コンテンツ制作を行っている。

彼に話を聞いているとなかなか熱いものを持っていたので、筆者が「ぜひ記事にさせてくれ!」と頼み込んで今回記事にさせてもらった。

彼の人柄から考えてることまでギュッと凝縮されたこの記事は必読だ。

圖師健太郎という人間

プロフィール

2002年10月11日生まれ。宮崎県宮崎市出身。小中高ずっと野球一筋でキャプテンを務めた市の選抜野球大会の九州大会で優勝経験もある。また中学3年では生徒会長を務める。

趣味は歌を歌うこととドライブ。休日はよく友達とドライブに出かけている。好きな食べ物は納豆。ご飯にかける最強の食材だと熱く語ってくれた。かなりのワンオク好き。彼にワンオクの話をすると永遠と話してくれる。
ガクセイ塾広告宣伝部渡邊の誘いでガクセイ塾メンバーになる。明るいキャラクターで生徒からも人気が高い。現在、ガクセイ塾では動画コンテンツ制作をメインにやっている。

将来の目標

小学校の時の将来の夢は、消防士などのレスキュー系。中学校以降の将来の夢はずっと政治家
よくテレビや新聞で叩かれている政治家がいるが、そんな彼らの中にも思い通り行かずに悩んでいる人だっているはず。そんな政治家と一緒に1つずつ問題を解決していきたい。みんなが豊かになれるような世の中を作りたい。彼から伝わってくる熱意は本当にすごかった。

彼の想いは車のナンバーにまで出ていた。
現在のナンバーは「11−38」(いい宮崎)
今後は「11−92」(いい国)「11−42」(いい世に)
にしていきたいと話していた。筆者も彼の車を何度か見かけたことがあるが、まさか車のナンバーにもそのような想いを込めているとは知らなかった。

尊敬している人

尊敬している人は3人いると彼は嬉しそうに答えてくれた。

まず教えてくれたのが、プロ野球選手の嶋選手(東京ヤクルトスワローズ)と青木選手(東京ヤクルトスワローズ)。彼はこの2人が普段から手を抜いたりせずにいつだって全力でプレーする姿をとても尊敬しているのだそう。

もう1人が田中角栄さん(元総理大臣)だと教えてくれた。
高校時代の受験期に勉強で疲れた時は、『田中角栄 100の言葉』をずっと読んでいた彼は、その本の中に書いてある「借りたカネは忘れるな。貸したカネは忘れろ。」という言葉に感銘を受けたと話していた。

彼の優しさは、この本から影響されたものがあるのかもしれない。

夢と目標は違う

彼がインタビューをしているときに、何度も口にしたのは「夢と目標は違う」という言葉であった。

夢は「なれたらいいな」と思うもので、目標は「なるもの」です。

彼は真剣な眼差しでこう言った。
筆者が「将来の夢は政治家ですか?」と発言したところ、「夢と目標は違います。僕が政治家になるというのは目標であって、夢ではありません。」と指摘された。彼の徹底ぶりはすごかった。

中高生に伝えたいこと

何度も繰り返しますが、夢と目標は違います。目標とは絶対に成し遂げるものです。僕は政治家になるという目標があって、これは絶対に成し遂げます。これを読んでくれている皆さんの中には「将来なりたいものがあるけれどそれになれるかは分からない」と思っている方もいらっしゃると思います。しかし、その考え方をやめて、なりたいものに絶対になるという考え方をしてください。その瞬間に今やるべきことが見えてきて、毎日がもっと充実した日々へと変わります。この瞬間から動けたあなたには必ず明るい未来が訪れることでしょう。