
現在、宮崎大学地域資源創成学部1年の渡邊藍(わたなべ あい)さん。ガクセイ塾ではCXデザイン部として、SNSを活用した広告活動や、塾生へのコーチングに力を注いでいる。
常に冷静に周りを見て、みんなを導いてくれるリーダーシップをもったウーマンだとCXデザイン部部長の金子が言っていた。
今回はそんな彼女の人生観や学生時代の苦悩についてまとめた。
渡邊藍という人間
プロフィール
2002年10月9日生まれ。三姉妹の末っ子として、長崎県島原市で幼少期を過ごす。
最近の趣味は自炊をすることらしいが、食材を使いきれずに腐らせてしまうことに悩んでいる。
私のおすすめ
おすすめの本
「君の膵臓をたべたい」
著者:住野よる
おすすめの映画
「君の膵臓をたべたい」
原作:住野よる
おすすめの曲
「まちがいさがし」
菅田将暉
「君の膵臓をたべたい」を猛烈に推していた。
尊敬している人

尊敬している人について聞くと、その答えは筆者にとって聞きなれた名前であった。
「納富先輩(ガクセイ塾代表)ですかね。」 (以下納富)
納富の仕事に対する情熱や、人間関係の構築、時間厳守の姿勢などとても熱く語ってくれた。
その中でも特に彼女が強く話していたのが、
みんなに優しくて、みんなに厳しいこと
だそうだ。
普段は笑顔が絶えず、とても優しいが、仕事のこと(主に広告のクオリティや期限など)になるととても厳しいらしい。しかし、ただ厳しいだけではないところに納富の魅力があるらしい。誰よりも寄り添って共に考えてくれたり、忙しいのにも関わらず最後まで付き合ってくれたり、厳しい言葉の後には必ず彼の人間性溢れる優しい言動も付いてくるとのことだった。
少し話が逸れてしまうが、筆者も納富とは一日の約半分(朝活+大学)を共に過ごしているため、彼女の納富に対する気持ちにはとても共感することができた。納富は他の誰よりも彼自身に厳しいが、苦しい、辛いなどは全くなく、むしろ人生をとてもとても楽しんでいるのが近くにいて伝わってくる。自身に一番厳しいからこそ、彼の部下は厳しい言葉を受けても落ち込むのではなく、前向きに捉えて頑張れるのではないかと思う。
彼女が努力を怠らない理由とは
インタビューの中で人生で大切にしていることについて聞いてみると、彼女の人生観について教えてくれた。
「大切にしていることは、努力を怠らないこと、人と関わる時は調和を大切にすることです。」
そう彼女は話してくれた。努力をしないと何か納得がいかず、すっきりしないらしい。中学時代に取り組んでいた吹奏楽部では努力を怠らずにとても熱心に取り組んだ結果、アンサンブルコンテストのメンバーに選ばれ、努力を続けた甲斐があったと教えてくれた。さぼった分だけ自分に返ってくると考えていて、普段から妥協は許さずに、自分の納得のいくまで取り組んでいる。
好きな言葉
好きな言葉を聞いてみたところ
「天才とは努力する凡人のことである」
アルベルト・アインシュタイン (1879~1955)
と、教えてくれた。
彼女の努力を怠らない理由が好きな言葉からも伝わってきた。
大変だったこと
学生時代のエピソードを聞いている中で、とても貴重な経験をしていたのでここで紹介する。
共通テスト当日に熱を出してしまい、第二日程で受験をしている。
普通ならば焦りや不安で落ち着かない状況である。しかし、彼女は「勉強する時間が増えた!!」と思って頑張ったという。周りのみんなも応援してくれて、ピンチをチャンスに変えることができたと教えてくれた。
普段から努力を怠っていなかった彼女だからこそ、このような状況でさえも前向きにに捉え、対応できたのだと筆者は思った。周りのみんなも努力を怠らない彼女とともに生活を送ることで、きつい受験勉強も前向きに頑張ることができたのではないだろうか。
彼女の現在
大学生活について
宮崎大学に入学して2か月が経つが、今思うことは何か聞いてみると、
「この大学、この学部を選んで本当に良かった」
そう彼女は答えてくれた。たくさんの仲間と出会うことができ、大学で学ぶこともとても楽しく、毎日が充実しているそうだ。まだ具体的な将来の夢がなく、新しい学びの中で見つけたいと話していた。
ガクセイ塾に入って

ガクセイ塾に入って思うことも深く教えてくれた。
彼女は現在、自分のしたことがよくわからず、将来何がしたいかも決まっていないことで悩んでいる。
そんな中、ガクセイ塾のメンバーは代表の納富をはじめ個性的で、夢に向かって頑張っている人たちばかりで、そんな人たちに囲まれているので、自分自身にとっていい刺激を受ける場となっているとのことだ。知らなかったことや、苦手なことにも挑戦する機会が多くあり、早く自分のしたいことや将来の夢を見つけたいと目を輝かせながら話してくれた。
彼女が伝えたいこと
最後に、中高生に伝えたいことを聞いた。
「何事も努力を怠らないこと」
ですかね。そう彼女は答えてくれた
彼女は現在、自分がしたいことが何なのかがはっきりと決まっていないらしい。しかし、決まっていないからといって、何もしなければ、それを見付けることもできないと彼女は言っていた。向かうものがないからこそ、より多くのことに挑戦し、自分の力で見つけ出したいと熱意を持って語ってくれた。そのためにも普段から多くのことに自ら進んで取り組み、自分の納得のいくまで努力をしている。現在取り組んでいる「ガクセイ塾」ではCXデザイン部に所属しており、SNSを使った宣伝活動や、広告のよりよい見せ方について研究しているとのことだ。新しいことや苦手なことに挑戦する時には、不安や心配、恐怖など、多くのマイナスな気持ちを持ってしまいがちです。しかし、何事も努力を怠らなければ、何かしら形が残って自分のためになります。また、いざやってみると共に頑張ってくれる仲間や応援してくれる友達もいます。努力をしていれば、自分の周りにも努力をしている人が集まってきます。その中でまた新しい刺激を受けたり、考えが変わったりすることもたくさんありました。何事も中途半端にしてしまったら、何も自分には残らず、ただ時間だけが過ぎて行ってしまいます。何かしら形にして、自分に残すためにも「何事も努力を怠らない」姿勢でいることを是非意識して過ごしてみてください。