「やってみよーっと」”考える”より”やってみる”

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現在、宮崎大学地域資源創成学部に通う1年生、山本菜月さん。ガクセイ塾では、CXデザイン部で主にSNSでの勉強に役立つ情報発信やガクセイ塾の広報・宣伝に努めている。

彼女は、責任感が強く、周囲の人からいつも頼りにされる存在だ。そんな彼女を今回インタビューした。

山本菜月について

プロフィール

2002年4月16日生まれ。熊本県荒尾市出身。幼いころから好奇心旺盛で、地元の小・中・高等学校に通いながら様々な活動に参加してきた。

食べる」ことが好きな彼女は、美味しいお店を探したり、YouTubeで食べ歩き旅の動画をよく見たりするという。好きな食べ物は、らーめんとメロンパンだそう。特にラーメン愛が強く、バリかためん、ネギ多めなどほかにも様々なこだわりを語っていた。宮崎大学に通う間で宮崎内のラーメン店を食べ歩きたいと話していた。

将来の夢

幼稚園に通っていたころは、プリキュアになりたかったらしい。
そんな彼女も高校の国語の先生との出会いから、宣伝系の職業に興味を持ち始めた。

その国語の先生が

熊本もどんどん開発が進み、どこもかしこも景色が同じようになってきているのが寂しい便利になっていくことはうれしいが、熊本には開発しなくてもいいことがたくさんあることが知られてない...

と言った。この言葉に強く共感した彼女は、”熊本県のことを多くの人に知ってもらいたい”と思い、宣伝系の職業に就くのが将来の夢だと答えてくれた。この夢を実現するために、大学の学部を地域資源創成学部にしたという。

自分の手で作り上げたもので情報を誰かに伝える。それが誰かの笑顔につなげられるような人を目指している。

なんでも挑戦

彼女は、ジャンルを問わず、様々な活動に参加してきた。小学時代では水泳・習字・ピアノ、中学時代ではソフトテニス、高校時代では百人一首をしていた。当時から地域にも目を向けていた彼女は、ボランティア活動の経験もある。大学に入学してからも多くの活動をしている。ガクセイ塾、学生委員会、アルバイト、サークル(アカペラ、百人一首)、また最近は、自動車学校にも通っており、大学生とは思えない多忙なスケジュールで充実した日々を送っている。

「なぜこんなにいろんなことに挑戦するの?」と尋ねてみた。すると彼女は、

自分に向いているものがわからないから。


と答えた。いろんなことに挑戦し本当に自分がやりたいと思うもの、楽しいと思うものに出会いたいという。また、彼女は様々なことに挑戦することは、新しい知識や技能を身に着けることにつながると考えていて、将来の夢の実現に役立てることができると確信している。だから、彼女はやったことのない新しいことにもどんどん挑戦する。

また、「今まで経験したことの中で特に印象に残っていることは?」と尋ねると、
「熊本城マラソンのボランティア」
と答えた。これは、早朝から交通整備をしたりやゴール地点で完走者を迎えたりするボランティアだ。長い距離を走ってきた走者たちに彼女が飲み物を手渡すと皆が彼女に「ありがとう」と言った。体力的に疲れている走者たちからのその感謝の言葉に彼女は、他人から感謝されることのうれしさを心から感じた。そして、彼女自身も常に感謝の気持ちを忘れないよう意識するきっかけになった。

大変なこと

先に述べたように、周囲の人に頼りにされる彼女には、多くの活動に積極的に挑戦するからこその大変なことがあった。それは、いろんなことしすぎて自分の時間が取れないことだ。日々充実はしているが、自分の時間がなく、リフレッシュできないままになってしまうことがあるそうだ。

自分のcapaにあったものと量を判断して挑戦することも大事とも最近感じたそう。

そんな忙しい彼女のストレス発散法を聞いたところ、とても単純かつ効果的な答えだった。それは、
「寝る(できれば8時間以上)」
寝る前にその日の良かったことを思い出して、よくなかったことを考えないことも意識してるそう。
ぜひ時間を作ってゆっくり休んでほしい。

中高生に伝えたいこと

これまで経験したことのないことに初めて挑戦することは誰だって緊張するし、不安になる。でも、そこから得られるものは必ずあって、”できない”ということがわかることだって1つの習得である。気分や勢いで新しいことに飛び込んでいくことが将来の自分を変えるかもしれないと思うと、やらずにいるのはもったいない。

やってみなけりゃわからない

とよく言われるがその通り。将来の自分のためにも若いうちにいろいろ挑戦してみてほしい。