「自分で自分を鼓舞して頑張り続ける」その根底にある思いとは

2021年10月21日
記事

現在、宮崎大学地域資源創成学部1年の清水颯(しみずはやて)さん。宮崎大学に首席で合格し、ガクセイ塾のメディアコンテンツ部のメンバーとして活動している。

今回のインタビューでは主席で合格し、日々の学校生活にいそしんでいる彼の素顔に迫った。

清水颯という人間

プロフィール

2002年10月22日生まれ。清水家の長男として宮崎市に誕生。宮崎市の西都市で幼少期を過ごし、宮崎市で少年時代を過ごした。趣味はカラオケ、ゲーム、寝ることで、本人は「廃人だ」と言っている。
高校の時の部活は弓道部で、努力を重ねて3年でやっとレギュラーに入りそう!と自信がついてきたころに新型コロナウイルスの影響で試合が中止になりとても悔しい思いをしたという。
好きな食べ物は辛麺とおばあちゃんの作るチキンカツが好きだそう。

将来の目標

「何も考えてません(笑)というのが正直なところです。」と本人は言っている。でも、

何も決まってないからこそ、これから自分が社会に出て、何ができるのかワクワクしています

と将来に対して期待を抱いているそうだ。

座右の銘

凡事徹底

清水/もう、ほんとにこれにつきますね笑
   授業は真面目に最後まで受けるとか、宿題を毎日ちゃんと提出するとか、当たり前のことを当たり前にできるように高校生の時までにできるようになっておくことが大事です。

高校時代に頑張ったこと

中学生の時に部活をやっていなかった清水。高校では何かしたいと思い、進学する高校のホームページを見ていると、部活のメンバーのほとんどが高校から始めた初心者だという弓道部の紹介文を見て、入部を希望したそうだ。

始めてみると、とても難しくて何度もめげそうになった。しかも偶然にも、同学年のメンバーに経験者が多く、自分だけ結果が全然でなかったので、おいていかれている気分になっていた。また全然結果が出らずに二年生が終わった。それでも、何より楽しくて熱中できることが僕にとっての弓道だった。こんな事初めてだったので、休日も自主練習をかかさずに頑張り、その努力もあってか、三年生の夏ごろからようやく結果が出始めて、部内でも上位の結果を残せるようになったそうだ。もし総体があったら、出場していた。ようやく結果が出たので総体の中止が決まったときは、本気で悔しかった。卒部する時には、先生や仲間からも今日メンバーと認められるように。何よりもつらく、何よりも努力し、何よりも楽しく、何よりも充実感のあった三年間だった。

と彼は熱く語ってくれた。とにかく高校生時代に彼は何事にも頑張ることと努力が認められた達成感、努力が裏切られて悔しい気持ちもすべて味わったそうだ。

勝負メシ

清水君の勝負メシは辛麺であるという。つらい時や疲れているとき、気合いを入れるときなどに食べるから麺は最高に舌に染みておいしいのだそう。彼は特に桝本という宮崎の辛麺がお気に入りなのだそうだ。ちなみに、宮崎県にはたくさんの辛麺屋があるのでお気に入りの辛麺を見つけてみるのもいいかもしれない。

おすすめの本

二度目の夏、二度と会えない君

二度めの夏、二度と会えない君 (ガガガ文庫) | 赤城 大空, ぶーた |本 | 通販 | Amazon

恋愛小説を初めて読んで、初めて読書して泣いた本であるから、と彼は語った。
命の大切さや、恋愛の儚さが心にしみるとても心が温まる本である。
ぜひ時間のある中学生、高校生に読んでほしい。

気分を上げるときに聞く曲

back number – 水平線 – YouTube

2020年の高校総体中止を受けて、back number 清水依与吏 が高校生を応援するために書き下ろした応援ソングであるこの「水平線」は、もれなく彼も聞いて感動した曲であるそうだ。
高校総体が中止になったときにできた曲で、落ち込んでいても明日も頑張ろうと思える曲であると彼は語っている。

尊敬している人

尊敬している人は祖母ですね

彼はと即答した。
毎日ご飯や移動など、大変であっても尽くしてくれるところを尊敬しているそうだ。人のために行動できるところも尊敬しているポイントの一つだという。

中高生に伝えたいこと

高校を卒業するまでに、何でもいいので夢中になれるものを見つけて、実際に体験しておくこと!高校を卒業してから、自分のやりたいことがわからなくなったときに、何かに夢中になった経験があると、それを思い出して、自分が本当にしたいことを見つけることができるはずです。